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「Google Play Indie Games Festival 2019」トップ20&ゴジラ賞受賞記念!Studio Kingmoさんにインタビュー!

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Kingmoさん

 

先日行われた「Google Play Indie Games Festival 2019」のファイナルイベントにてトップ20およびゴジラ賞に輝いた育成型カジュアル相撲ゲーム『相撲巻 - SumoRoll 横綱への道』。

 

今回はその作者であるStudio Kingmoさんにインタビューさせていただきました!

 

「Google Play Indie Games Festival 2019」を振り返って

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受賞式の様子

 

-- この度は「トップ20」および「ゴジラ賞」の受賞、おめでとうございます!改めて受賞についてのご感想をお聞かせください。

 

本当にビックリしました。受賞の瞬間を思い出すと今でも鳥肌が立ちます。

この場を借りていくつかお礼させてください。まず、いつも応援してくれている家族。いつも遊んでくれているユーザーの皆さん。今回「ゴジラ賞」をいただいた東宝さん。あとイベントを開催してくれたGoogleさんや運営の皆さん。最後に『Peko Peko Sushi』などを開発されている HARAさんに「応募してみては?」と言われたのがきっかけでこのコンテストに応募しました。あの言葉が無ければ応募していたかわかりません。皆さん本当にありがとうございました。

 

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『Peko Peko Sushi』

 

-- 少し当日を振り返らせていただきますと、まず午前中に行われていた試遊のご状況はいかがでしたか?手応えとか…

 

実はブースを設けて目の前で遊んでもらうのは初めてでした。なので、多くの方々にその場で遊んでもらって、ゲームの説明をしたり、感想をもらったりするのは新鮮でした。手応えは正直わかりませんでしたが、そこで得た気付きもあったので、とても良い機会になりました。

 

-- その後、トップ10の発表では惜しくもお名前が呼ばれませんでしたが、その時の心境等をお伺いしても良いでしょうか。

 

トップ20に選ばれただけで光栄なことなのですが、当日トップ10に入れなかったのは単純に悔しかったです。気持ちはHP1の瀕死状態でした(笑) 事前にプレゼン資料の準備や練習も散々やってきたので、プレゼンができなかったのも悔しかったです。ただ、朝8時から集合してヘトヘトだったので、この後はゆっくりして、一参加者としてイベントを楽しもうと気持ちを切り替えました。

 

-- トップ10に選ばれた方々のプレゼンを見ていて、何か感じたこと等はございますか?あるいは印象に残った作品があればお聞かせください。

 

皆さん素晴らしかったです。輝いていました。なんと言うか、私たちインディー開発者は普段とても地味なもんなんです(笑) 陽のあたらない所で人知れずコツコツと、作っているゲームに「面白くなれっ!」と呪文をかけてるようなもんなんです。でも、あの日は違いました。開発者の皆さんが壇上でスポットライトを浴びてキラキラしていました。客席から見ていて感動もしましたし、皆さん眩しかったです。あんな素敵な場に立ち会えて光栄でした。

 

-- トップ3に選ばれた作品について、ご自身の作品との違いであったり、参考になる点等はございましたか?比較は難しいかもしれませんが…

 

そうですね。ジャンルもテイストも違うので単純に比較するのは難しいですが、トップ3の作品がどれも完成度の高いゲームであることは間違いないと思います。あと個人的に熱かったのはトップ3の作者のうち2人が元会社の同僚だったことです。表彰式を見ていて、嬉しさもあり悔しさもあり複雑でした。私もあそこに並んで3コンボきめたかった(笑) また明日から頑張ろうと思いました。

 

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トップ3を受賞された皆さん

 

-- そして、特別賞の最後に「ゴジラ賞」でご自身の作品が選ばれました。受賞の決め手と言いますか、どういった点が評価につながったか、お聞かせいただけますか?

 

審査員の方からは「相撲という難しい題材をよくカジュアルゲームに落とし込んだ」「操作はシンプルだが戦略性と奥深さがある」「独創性が高い」といったお言葉をいただきました…ありがたき幸せです。

 

受賞作品『相撲巻 - SumoRoll 横綱への道』について

www.youtube.com 

-- さて、「トップ20」および「ゴジラ賞」を受賞された『相撲巻 - SumoRoll 横綱への道』ですが、本作のアイディアはどのようにして生まれましたか?

 

アイディアというか最初の動機は「勿体無い」でした。

実は「相撲部屋からの脱出」という脱出ゲームを作っていました。そしたら当時、相撲協会でいろいろゴタゴタがあり、マスコミや世間がザワザワとしはじめました。このタイミングで「相撲部屋からの脱出」っていうのはちょっと洒落にならないなと思い、自粛して開発を辞めました。

ですが、力士の3Dモデルなどは既に作っていたのでこのまま捨てるのも「勿体無い」と思い、普通に相撲のゲームを作ることにしました。ただ、これはあまりコンテスト向きの動機ではないので、飲みの席くらいでしか話をしたことがなく、初めて公にします。なので、ここだけの話にしておいてください(笑) 

相撲が好きだからです( ・`ω・´)キリッ

 

-- お一人で開発されていますか?それともチームで開発されていますか?

 

1人で開発しています。

 

-- 特にこだわられた点はございますか?

 

四つに組んだり、投げを打ったり、取り組みの際の力士の動きや横綱土俵入りなどのアニメーションは特に気を使いました。

 

-- 開発において苦労された点があればお聞かせください。

 

プログラム全般ですかね。私はプログラムを始めて2年くらいです。動画教材や和尚本を読んで独学しました。和尚本おススメです( ・`ω・´)キリッ

相撲巻は開発が半年、運営が1年くらいになります。私のプログラム歴の半分以上がこのゲームの開発になります。今でも覚える事だらけですが、開発初期に書いたコードなどは自分で見て改善できるくらいには成長しました。

 

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和尚本こと『Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門』

 

-- 今後のアップデートについて計画があればお教えください。

 

おかげさまでユーザーの皆さんから、こうして欲しいなどの要望がまだまだあるので、まずはそれらをゲームに落とし込んでいこうと思っています。あとプレイアブルの力士も増やしていく予定です。あとできればオンライン対戦も実装したいです。

 

相撲巻 - SumoRoll 横綱への道

相撲巻 - SumoRoll 横綱への道

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ゲーム開発について

-- 個人でのゲーム開発は本業として取り組まれていますか?それとも副業的に取り組まれていますか?

 

本業としてやっています。

 

-- ゲームを開発する上での悩みや課題はございますか?

 

悩みはたくさんあります。課題だらけです。安定なんて幻想です。時間外労働という概念は遠い昔に捨てました。趣味は仕事です。嫁さんに止められるまで仕事をしています。ただ、とても充実しています。

 

-- ゲームのマネタイズについてはどのようにお考えですか?

 

生きる上で必要なものです。あと課金システムの実装が難しければ私みたいにitemstoreを利用するのも手だと思います( ・`ω・´)キリッ

 

item-store.net 

-- itemstoreのご利用、ありがとうございます!では、ゲーム開発者として、ゲームをプレイするユーザーについて意識されていることや知りたいことはございますか?

 

ユーザーさんの趣味嗜好や需要はどの辺にあるのか、レビューなどで得た感想はできるだけ汲み取ってゲームに反映させるようにしています。『相撲巻』は最初、私の技術力が足りなかったこともあり「四つに組む」ことや「投げ」ができず、また「82種の決まり手」にも対応していなかったのですが、ユーザーさんの要望があったのでなんとか実装した結果、レビューで感謝をされるようになりました。

 

今後に向けて

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記念に贈られた盾

 

-- 改めて「Google Play Indie Games Festival 2019」の話に戻しますが、ゴジラを活用したゲームアプリの構想はすでに浮かんでいたりされますか?

 

いえ、これからです。いろいろ調べたりしていて、絶賛構想中です。面白いものにしたいと思います。

 

-- 今回「Google Play Indie Games Festival 2019」に参加されてみていかがでしたか?

 

本当に素晴らしいイベントでした。試遊台で遊んでくれた人達の生の感想も聞けましたし、開発者や審査員の方々と交流もできましたし、あと、試遊台の準備や交通費・宿泊費も全て出していただけた点も、私のような地方で活動している者にとっては、とてもありがたかったです。

 

-- インディーゲーム開発を志す方々へのメッセージやアドバイスをいただけますでしょうか。

 

努力は自分を裏切りません。でも報われるかどうかは誰にもわかりません。インディーゲーム開発は報われないことの方が多いと思います。それでも良い覚悟があるなら、空いた時間に少しずつ初めてみてはいかがでしょうか。

 

-- 最後に、今後の取り組みについて告知等があれば教えてください。

 

『相撲巻』は力士全員に動物の名前が付いています。ゲームに登場する力士達は八百万の精霊の化身で、東の果てのジパングという国で相撲魂を競い合っているという、実はファンタジーなんです(笑) 今後、あるイラストレーターさんにお手伝いいただけそうなので、イラストや漫画などで、その辺りにも触れていけたらと考えています。ご期待ください( ・`ω・´) キリッ

 

-- ありがとうございました!

 

インタビューを終えて

ファイナルイベントの白熱ぶりは先日の記事でもお伝えした通りですが、改めてその盛り上がりやレベルの高さ等を感じることができました。トップ20に選ばれることは難しいことかもしれませんが、クリエイターにとっては得るものがとても多いイベントであることは間違いなさそうです。

 

また、トップ3受賞者のうち2名がKingmoさんの元同僚の方だったとか、『相撲巻』は元々「相撲部屋からの脱出」という脱出ゲームから始まっていたとか、インタビューを通じて意外な事実を知ることもできました(笑)プログラミングのご経験はまだ2年程というのも意外でしたね。

 

その他の受賞作品について興味のある方はこちらの記事をご覧ください。

 

「Google Play Indie Games Festival 2019」結果発表! - itemstore BLOG

 

『相撲巻』の今後とゴジラのゲームアプリ誕生に期待したいと思います!

 

 

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