あなたは不思議な世界へと行ったことがありますか?現実世界とはかけ離れた何が起こっているのかわからない世界。普通の人なら行ったことはないはずです。でも、ゲームなら不思議な世界へと行けるかもしれません。
今回ご紹介する「ところにょり」さんのゲームアプリは独特な世界観で注目されています。音楽、グラフィック、気になるところがたくさんあるのでぜひ、チェックしてみてください。
おわかれのほし
人がいない惑星で自分を人間だと思っている機械たちの村。死んだ村人たちの身体を借りて、「明日したかったこと」を行い弔う、お別れをするアドベンチャーゲーム。メッセージ性の強いゲームとなっていて、プレイすると何か心に感じるものがありました。
死んだ村人、ひとりひとりに物語があります。そんな彼らを弔うために、身体を借りるのです。彼らと話すことでどんなことをしたいのかがわかってきます。マップを探索して「明日したかったこと」を行いましょう。
そして、最後には村人とのお別れも。村人は機械なのですが、心に響くものがありました。現実世界でも「明日すればいい」が突然できなくなることもあります。本作は人生について考えさせられる作品です。ぜひ、プレイしてみてください。
ひとりぼっち惑星
他のプレイヤーにメッセージを送ることができるゲームとして話題となった本作。放置型ゲームにメッセージの送受信機能があり、誰かから送信されるメッセージには驚きや、笑い、感動などのものもあるでしょう。
放置型ゲームのパートでは機械同士が争っています。破壊された機械がスクラップとなり、それをスワイプして回収するのです。本作はメッセージの送受信が注目されますが、物語も用意されているんですね。
集めたスクラップでアンテナを改良し、どこかからメッセージが受信できます。このメッセージでは移民船とあり、地球へ向けて送信しているとのこと。メッセージはゲームを遊ぶことで、新しい物を読めるようになります。この世界のことを知るためにもまずは読み進め、考察してもらいたいです。気になったらぜひ、チェックしてみてください。
ひとほろぼし
変な液体で街を壊して人を滅ぼすという独特な世界観のゲーム。人を滅ぼすというテーマでは主人公は怪獣やモンスターなどであることが多いのですが、本作の主役は少し変わっています。
黒い球体と歯車で構成されている生命体のようなものが謎の液体を出し、戦車や戦闘機から攻撃を受けながらも破壊と攻撃を行います。ただ、それだけなのですが、人を滅ぼすことに何か意味があるのかと考えてしまう。遊び方は画面をタップするだけで液体が出ます。
生命体にもライフがあり0になるとゲームオーバー。滅ぼした人数が表示され、SNSにシェアすることができます。ここで注目したいのが右上に表示される「みんなで滅ぼした人数」です。ひとりで戦っているのではなく、みんなで戦っているんですね。なぜ戦うのかを考察しながら世界観に浸ってみてください。
ひとたがやし
ゲームのタイトルを見て驚いた方も多いと思います。「ひとたがやし」は「人を耕す」という意味のわからないテーマです。人を耕すという行動はゲームをプレイすればわかります。ゲーム内容はフリック操作だけで楽しめるゲームですが、奥深い世界観で繰り広げられる内容です。
ゲーム内容は「畑を耕す」、「苗木を植える」、「人を収穫する」という3つのパートがメイン。矢印に合わせてフリックするだけなのでゲームは簡単です。しかし、ここで思うのはなぜ、人を収穫するのかということ。畑での作業が全て終わると次のパートへ。
なんと人と「生命体」のようなものとの戦いが始まります。先ほどご紹介した「ひとほろぼし」に登場していましたね。本作は「ひとほろぼし」からとても長い時間が経った世界とのことで、何か考察できることがあるかもしれません。独特な世界観で展開されるゲームをぜひ、楽しんでみてください。
まとめ
個人開発者の「ところにょり」さんが配信しているアプリから筆者がおすすめしたい4つのアプリをご紹介させていただきました。放置ゲームやスワイプ操作で簡単に楽しめるゲームなど、ゲームが苦手という方でも楽しめる内容です。
ただ、ご紹介したアプリは世界観が独特なゲームでして、プレイするだけでなく、何か感じるものがあると思うので考察してもらいたいなと思いました。
「ところにょり」さんは他にもゲームをリリースしています。気になるものがありましたらぜひ、チェックしてみてくださいね。
文:ニュー侍
スマホゲームから家庭用ゲーム、ツールアプリなどを多数のメディアで紹介しているフリーライター。