こんにちは。
突然ですが、みなさんはドット絵を描けますか?
筆者はドット絵が好きなのですが、なかなか上手に描くことができません。
しかしそんな筆者でも、素材サイトを利用させてもらうことで、自分好みのドット絵のゲームを作ることが出来ました。
今回は、「ゲームを作りたいけどドット絵が描けない」と悩んでいる人におすすめの素材サイトを紹介いたします。
素材サイト『尾羽の小屋』の紹介
『尾羽の小屋』は、管理人の尾羽さんによるゲーム素材を配布するサイトです。
上記の画像のように、ファンタジーから現代風、動物やモンスター、それ以外にも多種多様で魅力的なドット絵を中心とした素材が配布されており、筆者もゲームを作る際にお世話になっています。
素材の探し方
素材はサイトのトップページの「ウディタ素材」タブの中にあります。
ウディタ素材のページには、マップチップやキャラチップといった、種類ごとに分けられた素材ページへのリンクがあります。
リンク先には素材画像が公開されていて、通常の画像と同様に保存することができます。
素材の利用規定
ウディタ素材のページには、各素材ページへのリンク以外に、素材利用規定が掲載されています。
その一部を紹介すると
- 営利・非営利を問わず使用可
- 加工可
など、とても利用しやすい規定になっています(2019年4月5日現在)。
実際に素材を利用する場合は、改めて素材利用規定をきちんと確認するようにしましょう。
素材の形式
素材は「WOLF RPGエディター(通称ウディタ)」向けに作られており、例えば、歩行アニメーション(8方向)の素材の場合は、下図のように各コマの配置が決められています。
もちろん、このような画像の形式を理解していれば、他のゲーム制作ツールでも利用できます。
ちなみに筆者はUnityによるゲーム制作で素材を利用させていただきました。
筆者のお気に入り素材ベスト10
続いて、筆者が選んだお気に入り素材を10位から紹介していきます。
『尾羽の小屋』には、魅力的な素材がたくさんあるので、選ぶのが難しかったです。
※ここで紹介する素材の画像はサイトのスクリーンショットの一部であり、素材そのものではありません。
第10位 エノク文字
http://obane.tuzikaze.com/material/icon.html#enochian
謎めいた文字のアイコンです。ミステリアスな感じでゾクゾクします。
呪文や、古代の文字などいろいろな用途に使えそうです。
第9位 カエル
http://obane.tuzikaze.com/material/charachip_animal.html#frog
かわいらしいカエルのキャラチップです。何とも言えない表情が好きです。
8方向(停止時1コマ、移動時3コマ)に対応しています。
第8位 線路
http://obane.tuzikaze.com/material/mapchip.html#railroad
線路のマップチップです。洞窟や山のマップに線路があるとわくわくします。
同じく公開されている「トロッコキャラチップ」と合わせて使うのも楽しそうです。
第7位 食材・食べ物
http://obane.tuzikaze.com/material/icon.html#food
バナナ、チーズ、パン、たこ焼きなど、さまざまな食材・食べ物のアイコンです。
種類がとても豊富なので、回復アイテム以外にもいろいろな使い道がありそうです。
第6位 電柱と信号機
http://obane.tuzikaze.com/material/mapchip.html#road
電柱と信号機のマップチップです。現代風のマップを作るときに便利そうです。
後から紹介する自動車キャラチップとの相性も良さそうです。
第5位 自動車
http://obane.tuzikaze.com/material/charachip.html#car
自動車のキャラチップです。
8方向の移動アニメーションに対応していて、レースゲームなどで動かしたくなります。
第4位 学生
http://obane.tuzikaze.com/material/gousei.html#SchoolUniform
学生用の衣装パーツです。
男子は詰襟(学ラン)2種類、女子はセーラーとブレザーの衣装が公開されています。
WOLF RPGエディターに同梱されているグラフィック合成器などによるキャラクター画像の作成に利用できます。
リーゼント頭のセットも公開されています。
学園もののキャラクターを作るときに便利そうです。
第3位 ペンギン
http://obane.tuzikaze.com/material/charachip_animal.html#penguin
かわいらしいペンギンのキャラチップです。癒されます。
ペンギンのヒナも公開されていて、ペンギンの親子を表現することもできます。
第2位 ドラゴン
http://obane.tuzikaze.com/material/charachip_monster.html#dragon
3色のドラゴンのキャラチップです。強さや重量感を感じます。
かっこいいデザインに加えて、3色あることでそれぞれに個性を持たせられるのも良かったです。
以前ゲームを作った際に、3種類の敵キャラとして使わせていただきました。
https://unityroom.com/games/diggerindragonruins
第1位 ハーピー
http://obane.tuzikaze.com/material/charachip_monster.html#harpy
空を飛ぶハーピーのキャラチップです。羽ばたいているアニメーションが素晴らしいです。
以前ゲームを作った際に、敵キャラとして使わせていただきました。
このゲームでは他の敵キャラや主人公のフェアリーも『尾羽の小屋』の素材を利用させていただいています。
https://unityroom.com/games/fairybravers
以上が筆者の独断で選んだお気に入りベスト10です。
『尾羽の小屋』には、まだまだたくさんの素材があり、これからも更新・追加が行われるかもしれないので是非チェックしてみてください。
まとめ
ドット絵が描けなくても、素材サイトを利用することでドット絵のゲームを作ることができます。
逆に、素材を見ることで、新たなアイデアが思い浮かぶこともあるでしょう。
今回紹介させていただいた『尾羽の小屋』には、他にもさまざまな素材が公開されているので、御覧になっていただけると幸いです。
みなさんも素材サイトを利用して、ゲームを作ってみてはいかがでしょうか。
文:さくらくらうど(@SakuraCrowd)
個人でゲームを開発しています。アプリ内課金については初心者ですが、itemstoreを利用することで簡単に課金ゲームアプリが作れることを、実際の開発を通して伝えられたら良いなと思っています。
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