アプリやゲームの広報・宣伝目的でオリジナルグッズの作成を検討される方も多いかと思います。特にゲームの場合は、イベント出展時のノベルティとしてはもちろん、販売目的で作成される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
デジゲー博への出展に備えた先日の記事において、森クマさんも缶バッジを販売していると言っていました。
デジゲー博の出展に備える話<前編> - itemstore BLOG
とはいえ、いざ作ろうとなった場合に、どのサービスを使えば良いか…。
そこで今回は、森クマさんも挙げていた「pixivFACTORY(ピクシブファクトリー)」というサービスの使い方を紹介したいと思います。
pixivFACTORY について
pixivFACTORYは、イラスト共有サービスの「pixiv(ピクシブ)」を運営するピクシブ株式会社が提供しているグッズ制作サービスです。
画像を1枚アップロードするだけでTシャツやステッカー、缶バッジといったオリジナルグッズを作ることができます。同人誌やテーブルクロスといった同人イベント向けのグッズを含めた約50種類の豊富なバリエーションも特長です。1点からの作成・購入が可能なところも使いやすい要因となっています。
また、同じくpixivと連携しているグッズ販売のオンラインマーケット「BOOTH」を利用して、作成したグッズを販売できる点も魅力の1つです。
アイちゃんの缶バッジを作ってみます!
早速オリジナルグッズを作ってみたいと思います。
とりあえずはログインせずに、トップページの[グッズをつくる]から進めていくことが可能です。アイテムの選択画面が表示されますので、今回は森クマさんを参考に「缶バッジ」を選びます。
すると、上記のようなデザイン作成画面が表示されますので、グッズにプリントしたい画像を画面にドラッグ&ドロップします。
画像が表示されますので、プレビューしつつ、枠線内で画像のサイズや位置を必要に応じて調整します。OKの場合は[デザインを保存する]をクリックして作業完了です。
これだけで完成しました!本当に簡単です。
あとはそのまま注文してしまえば、1点から購入することが可能です。
オリジナルグッズをBOOTHで販売!
pixivアカウントでログインしていれば、作ったグッズをすぐにBOOTHでオンデマンド販売することができます。
初めての場合は、ショップを作る必要があります。ショップの名前に合うサブドメインを決めて、ショップを作成します。
先にショップを作成していると、グッズの作成から商品の登録の流れがスムーズになります。
pixivFACTORY で作ったアイテムの詳細画面にて、BOOTHの[オンデマンド販売]をクリックします。
BOOTHのアイテム登録画面に遷移しますので、商品名を入力します。
続いて、その他の追加情報を編集します。
商品画像の追加、商品紹介文の入力、販売価格の設定等を行います。
商品の登録が完了しました!
こんな感じでショップに商品が並びます。(※ショップは非公開です。)
商品の画面です。発送はpixivFACTORYが行ってくれますし、在庫を抱える必要もありませんので、手軽にオリジナルグッズの販売を始めることができます。
最後に
いかがでしたか?
オリジナルグッズをまだ作ったことがないという方やためらっていた方も、これなら始めてみたいと思いませんか。小ロットですと単価が割高にはなりますが、ロット数を増やせば単価も下がりますので、イベント用にある程度の量を用意するなら手を出しやすいかとは思います。
また、ゲーム等でキャラクターを売りにできる場合は、マネタイズという観点からもこうしたグッズ展開はチャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか。
手軽に始められるサービスではありますので、まだ利用されたことがない方は是非試してみてください。