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どんどん続きをプレイしたくなる推理×デスゲーム『死神探偵少女』の絶妙な課金要素

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良質なゲーム要素と良質なストーリーを上手に組み合わせた作品は、多くのアプリ開発者が目標とするところです。

今回ご紹介するのは、間違いなくそんな作品のひとつである『死神探偵少女』です。

 

『死神探偵少女』について

『死神探偵少女』はインディーズデベロッパーのcretia studioがリリースしたアプリです。ジャンルは「推理×デスゲーム」という感じでしょうか。

 

主人公の少女は見知らぬ部屋で目を覚ますと、すぐ側に死体を発見する。しかも現場は密室だった?

犯人ではないかと疑われる中で行われる「投票ゲーム」。もっとも多く票を集めた者は「死神の館」に居残りとなってしまう。はたして記憶を失った主人公は、無罪を証明できるのか……。

 

序盤からただならぬ緊迫感が漂うサスペンスで、一時たりとも気を抜けません。

 

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館内に集められたのは5人の高校生。そして謎の人物が仕掛けるデスゲーム!

 

証拠を集めて推理し、反論せよ!

主人公は自分の無罪を証明するために、館内を巡って証拠を集めていきます。集めた証拠はいつでもメニューの[EVIDENCE]から確認することが可能。

やがて行われる議論の場で、さまざまな矛盾点を指摘するなどして反論を重ねていきます。このとき、集めた証拠を突きつけるのです。

 

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間違った証拠を突きつけてしまうと、画面上部に表示されているライフが減少していきます。ライフがゼロになったらそれ以上進行させることができなくなりますが、ライフは動画広告視聴ですぐに回復、または一定時間経過でゆっくり回復させることができます。

 

そして本作にはゲームオーバーがありません。難易度もさほど難しいというわけではありませんし、どれだけ間違えても時間さえかければ、誰でもクリアできるようになっているのです。

 

課金要素は「広告非表示&ライフ無制限」と「追加シナリオ」

本作の課金要素は2つあり、1つめは「広告非表示&ライフ無制限」です。これに課金することでゲーム中のすべての広告を非表示にでき、プレイしやすさが格段に向上します。

これだけなら課金要素としては珍しくありませんが、ライフ無制限もセットになっているのが特徴です。推理パートでどれほど間違えてもプレイを中断することなく先に進むことができます。

 

2つめは追加シナリオです。本編の前日譚である「はじまりの探偵少女 -Before the Game-」がプレイ可能になり、作品世界をもっと楽しむことができるでしょう。

 

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追加シナリオは本編クリア後のプレイを推奨です。

 

開発者の朱鷺裕二さんにインタビュー!

なぜこういった課金要素が導入されたのでしょうか?開発者であるcretia studioの朱鷺裕二さんにお話を伺いました。

 

――急がずともクリアは難しくありませんが「広告非表示&ライフ無制限」の課金状況はどうでしょうか?

 

追加シナリオよりは少し低い程度です。

広告の頻度は章・節間と推理パートの回復ぐらいですが、世界観を大事にされたいユーザーさんや、ストレスなく読み進みたいユーザーさん、投げ銭で購入してくださるユーザーさんもいらっしゃるみたいです。

 

――追加シナリオを課金要素として用意するのは、この系統のアプリでは有力と思われます。現在は1つですが、他の追加シナリオの予定などはあるでしょうか?

 

「探偵少女」シリーズを通したクロスオーバーシナリオを書きたいですが、ダウンロード数や売上を見て判断していきたいと思います。

追加シナリオは無料の本編や今後の支援も含めた価格設定とさせていただいているのですが、過去作では「本編で期待値が高まった後に追加シナリオをプレイしたら、本編よりボリュームが少なくてがっかりした」という声もあったので、質と量の両方を考慮したいと思います。

 

――本作以前から積極的に多言語展開をされていますが、海外からの課金状況はどうでしょうか?また、海外プレイヤーからの感想で印象に残ったものがあれば教えてください。

 

ジャンルによって違うのかもしれませんが、日本も他国もそこまで大きく課金率は変わらないと思いました。

海外からのレビューに関しては、現地語が読めないので正しい認識かどうかはわかりませんが、日本ではよく見られる同性の親友程度な描写でも、中国では「百合」要素に妙に反応が多かったのが印象に残っています。

 

まとめ

広告の表示頻度は、決して多いわけではありません。しかしどんどん続きをプレイしたくなる良質なサスペンスということもあり、たとえ多くなくとも広告は非表示にしたい、またライフを減らすことなく進めたいとプレイヤーに思わせることに成功しています。

 

追加シナリオの制作はコストのかかることですが、インタビューにもあったように、まずは1つだけ用意しておき、好評であれば追加を検討する……このような方法がストーリー重視のアプリには有力であるかもしれません。

 

この2点とも、類似ジャンルのアプリを制作しているクリエイターには参考になるかと思います。

 

 

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文・アライコウ

作家 / シナリオライター / ゲームクリエイター

十数年、インディーと商業でノベル・アドベンチャーゲームに関わってきました。

 

Webサイト:https://arai-create.net/

Twitterhttps://twitter.com/araicreate