JK デベロッパーのアイです!
私には『作ったアプリでお小遣いを稼いでゲームを買いたい』という野望があるのですが、アプリに課金機能を組み込むのってなんだか難しそうなイメージを持っていました。
itemstore を使ってみて
導入からテスト購入までとても簡単にできました!
導入チュートリアル動画で課金機能を組み込む流れを説明しているので是非見てくださいね!
自分で実装するとどんな感じ?
itemstore は SDK を入れてゴニョゴニョ設定するだけでアイテムを購入する画面やアイテムを使用する機能を簡単に実装することができたけど、これを自分でやるとなるとどんな作業が必要になるんだろう? ユーザーのサポートとかも考えるとサーバーを用意して管理しないとだよね。
今の知識だと itemstore がどれだけ簡単なのかがわからないので、勉強のつもりで Unity IAP を使って自分でアプリ内課金の機能を実装してみました!
前提
Google Play Console / App Store Connect には課金アイテムを登録済み。
Unity IAP の導入
課金機能を試すだけのシンプルなプロジェクトを用意して Unity IAP の機能を実装していきます!
Window メニュー -> Services を選んでサービスウィンドウを開いて In-App Purchasing を ON にします。(13歳以下を対象にしているかどうかのチェックボックスは適宜設定してください)
機能を ON にすると Import ボタンが出るのでクリックしてプロジェクトにライブラリをインポートします。
購入ボタンを設置する
Window メニュー -> Unity IAP -> Create IAP Button または Hierarchy で右クリックして Unity IAP -> IAP Button でシーン内にボタンを作成します。
設置したボタンの Inspector を見ると IAP Button コンポーネントがアタッチされています。
ここでボタンを押したら購入する課金アイテムや購入時のアレコレを設定できるようです。
販売したい課金アイテムを登録する
Inspector で IAP Catalog を押すか、Window メニュー -> Unity IAP -> IAP Catalog を押すことで課金アイテムを登録できる IAP Catalog ウィンドウが開きます。
ID
アイテムを識別する文字列です。Google Play Console / App Store Connect で登録した ID と一致させる必要はありません。
Type
消費型、非消費型、自動継続課金のどのタイプかを選びます。
Advanced 内で課金アイテムの詳細が設定できます。
課金アイテムを登録したら購入ボタンの Inspector から、Product ID にボタンを押したときに購入したい課金アイテムを設定しましょう。
Unity Editor 上で動かしてみると
購入ボタンに課金アイテムを設定したら Unity Editor の再生ボタンを押してアイテム購入の動作確認ができます。
ここまではとても簡単! 次回はショップ画面の UI を作って、端末でテスト購入&アイテムの獲得と消費を作ってみたいと思いまーす!