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【イベントレポート】「GTMF2018」で見つけた気になるツールをご紹介

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こんにちは。

インディーゲームの紹介などを行っているインディーズゲーム放送局です。

 

2018年7月13日に東京秋葉原で「GTMF2018」が行われました。今回はその中から

特に気になったテクノロジーや各種ツールについてお伝えいたします。

 

「GTMF」とは

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展示会場となったUDX Gallery

2003年に「Game Tools & Middleware Forum ~ゲーム開発者のためのツール&ミドルウェア 展示会~」として始まったゲーム関連の技術展示会。16周年を迎えた今年は東京と大阪で開催され、うち東京会場では29の展示と25のセッション、そして9のMeet-Upsと呼ばれるプレゼンテーションなどが行われました。

 

目に止まったツールの紹介

ここからはセッションや展示から目に止まったツールをご紹介していきます。

 

最新事例で学ぶ!ユーザをファンにするカスタマーサポート運用術

 

株式会社ラクスのセッションでは、カスタマーサポートの運用術の指南が行われました。質の高いサポートで重要なのは以下の2点。

 

・問い合わせのレスポンスの速さ

・対応品質(ユーザの知りたいことに応える的確さと好印象)

 

対応が遅くなりがちなのはメールを代表とする非同期型コミュニケーションの宿命ですが、それらユーザーサポートの問題の解決にはメール共有管理システム『メールディーラー』が効果的とのこと。

複数の問い合わせ窓口をクラウド上で一元管理でき、だれがどのような対応をしているのかがリアルタイムで把握できるようです。

 

▼セッション動画

www.youtube.com

 

また出展ブースでは姉妹品『チャットディーラー』の展示もありました。こちらは自社のWebサイトにチャットシステムを導入するためのツールで、顧客からの問い合わせをチャットボット機能により無人で対応する使い方を紹介していただきました。

 

『メールディーラー』製品サイト:https://www.maildealer.jp/

『チャットディーラー』製品サイト:https://www.chatdealer.jp/

 

VRライブ・コミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」でのモノビットエンジンの採用事例と最新情報

 

株式会社モノビットのセッションでは、リアルタイム通信ミドルウェア『モノビットエンジン』の最新情報が紹介されました。

 

共闘ことばRPG 『コトダマン』や『バーチャルキャスト』で採用されているモノビットエンジンは、2017年にVer2.0へ移行。3つの製品ラインナップのうち、高速ゲームサーバー『MRS』では、従来のリアルタイムエンジンを見直し、1から設計しなおしたということで、低遅延・高効率のリアルタイム制御に加えて、1CPUあたり最大20000クライアントまで同時接続が可能になり、多くのユーザを想定したゲームで役立ちそうです。

 

また、Unityに特化した通信ミドルウェア『MUN』では、オンラインゲームすべての制御をクライアント側のコーディングだけでリアルタイム通信が実現できるとのこと。サーバーサイドの構築に頭を悩ませているクリエイターにとっては有益な製品です。

 

▼セッション動画

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採用時例として挙げられていた『バーチャルキャスト』を展示ブースで体験してきましたが、簡単にバーチャルキャラクターになることができました。ナビゲーターのキャラとVR空間上で〇×ゲームをした際も、こちらの操作とキャラクターがシンクロしていて、遅延を感じることはありませんでした。

 

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インディーズ版のお申し込みも可能なため、VRオンラインゲームやMMOゲームを検討しているクリエイターには役立ちそうです。

 

申し込みフォーム:http://www.monobitengine.com/indies/

製品サイト:https://monobit.co.jp/mbengine/

 

制作管理ツールの時流

ゲーム業界で普及しつつあると言われる制作管理ツールは、『Shotgun』『Brushup』『SavePoint』の3つが出展されていました。

 

 

オートデスク株式会社は、セガゲームススクウェア・エニックスなどで導入されているプロジェクト管理ツール『SHOTGUN』のメリットを、導入企業の事例を交えて紹介。

 

▼セッション動画

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プロジェクトメンバー各自が情報を更新するため、一人だけに負荷がかからず、セガゲームスではシート更新作業(1週間あたり40時間)の短縮を実現できたそうです。

 

製品サイト:https://area.autodesk.jp/product/shotgun/

 

 

株式会社Brushupは、2D、3D、動画、音楽など、さまざまなファイルをプレビュー表示し、コメントができるレビューツール『Brushup』を紹介。

 

▼セッション動画

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不要な工程を省くことでレビュー工程が50%以上削減されるとのこと。また、機能面に加えて、2017年度グッドデザイン賞にも選ばれたデザイン性、使いやすさについても余すことなく紹介されていました。

 

製品サイト:https://www.brushup.net/

 

https://www.savept.com/images/movie.gif

引用:https://www.savept.com/

 

株式会社MUGENUPは、ゲーム業界での有料導入企業が100社に迫る制作管理ツール『SavePoint』を紹介。

 

残念ながらセッションを拝見することはできませんでしたが、MUGENUPさん自身がイラスト制作を主業務としているため、とりわけ2Dイラストの制作管理ツールとしては、便利な機能が揃っているようです。

 

製品サイト:https://www.savept.com/

 

課金ユーザーに手厚いサポートを!大競争時代のサバイバル術

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株式会社Zendeskの『Zendesk』は、サイバードのサッカーゲーム『 BFBチャンピオンズ 2.0』などで利用実績がある多機能カスタマーサービスプラットフォーム。 問い合わせ対応、ヘルプセンターの構築、チャット構築などの機能が備わっているとのこと。

 

構築したヘルプセンターをゲームアプリ内に組み込むことも可能。さらに、Google PlayのレビューをZendeskに取り込み、問い合わせとして扱うことで、行った対応の履歴を管理することができるようです。Zendesk上からレビューへの返信もできるので、ネガティブレビューが気になり、頻繁に各種レビューサイトをチェックしているクリエイターには助かる機能ではないでしょうか。

 

FacebookYouTubeなど主要なチャンネルに対応しており、それらを一元管理できますが、App StoreAPIの提供がないため未対応とのこと。アップル社によるAPIの提供が待ち望まれます。

 

製品サイト:https://www.zendesk.co.jp/

 

ゲームアプリのチート対策セキュリティ「CrackProof」

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株式会社DNPハイパーテックの『CrackProof』は、スコア改ざんや『Pokémon GO』で取りざたされた位置偽装、メモリの数値改ざんなどのチートに対して効果を発揮するクラッキング対策セキュリティソフト。導入することでアプリのセキュリティが高められ、それらの行為が行われにくくなります。

 

完成したゲームソフトをクラウド上にアップロードすると、自動的にセキュリティが向上したソフトへ変換されるということで、簡単な運用も魅力的だと感じました。

 

製品サイト:https://www.hypertech.co.jp/products/crackproof/

 

終わりに

イベントについては、展示やセッションが目白押しで、どのツールや技術も制作現場で役立ちそうなものばかりでした。公式サイトに各社の展示内容やセッションの一部が掲載されていますので、見逃した方そちらを利用するのも良いでしょう。

 

東京会場セッション内容:https://gtmf.jp/2018/tokyo/session.html

 

次回はMeet-Upsのプレゼンテーションをご紹介する予定です。インディーゲームクリエイターも登場しますのでお楽しみに!

 

 

アプリ内課金を今すぐ始められる簡単実装サービス「itemstore(アイテムストア)」

 

 

文:インディーズゲーム放送局

インディーズゲームの紹介やイベント、インディーゲームクリエイターの支援を行っています。プレイヤーにとってはメディアとして、ゲームクリエイターにとっては困ったときの巻物(風来のシレンに登場するアイテム)という位置づけで活動しています。

 

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