皆さんはじめまして、メイドプログラミングスクールでお給仕させていただいているメイドの一人、はちるです。
私は、2000年代のMMORPG全盛期に基本プレイ無料オンラインゲームの世界にどっぷりと浸かり、そのまま現在も全身全霊で浸かり続けている基本プレイ無料ゲーム大好きメイドです。
記事の概要
この度、そんな基本プレイ無料ゲーム大好きメイドである私が、itemstoreさんで記事を執筆させていただくこととなり、大変ご縁を感じております。何故なら、基本プレイ無料ゲームと切っても切れないものといえば、ゲーム内課金なのです。
ゲーム内課金と聞くと、人生を語る時ゲームなくしては語れない私としては、沢山の思い出が蘇ってきます。と言いましても、私の課金スタンスはあくまでも課金に対して否定的ではない無課金勢(※)です。
※無課金勢:課金なしで遊べるゲームで、無料で遊べる範囲で遊んでいる人のこと
ゲームに夢中になっていると、無課金勢として遊んでいても、「おっ!これは課金してしまおう!」と財布の紐を解く瞬間が何度もありました。今回の記事では、そんな思い出たちを面白おかしく振り返っていこうと思います。
ゲーム内課金有りのゲームを制作しようとしている方で、ユーザーが課金してくれるような仕組みについてお悩みの方に参考にしていただいたり、私と同じようにゲーム内課金を利用したことがある方々に「あるある~w」なんて肩の力を抜いて笑ってもらえるような内容にしてみました。
無課金勢でも思わず課金してしまった瞬間8選
1.推しのキャラクターがガチャに登場した時
某人気漫画のソーシャルゲーム(以下、「ソシャゲ」)で遊んでいた時のことです。
その作品には、私の精神の柱となっているレベルの推しキャラクターがいます。皆さん、もうお分かりですね。そのキャラクターがゲーム内のガチャに登場してしまったのです。
推しの登場となれば、無課金勢だとか甘っちょろいことを言っている場合ではありません。推しへの投資は、もはや義務。キャラクターへの愛は課金で表現。さようなら、今までありがとう、諭吉、お前のことは一生忘れない。
2.課金した方がどう考えても快適に遊べそうな時
某老舗MMORPGで遊んでいた時のことです。
そのゲームは、サービス開始当時、月額課金制でしたが、すぐに基本プレイ無料となったのです。その代わりに販売されたのが、月額サービスパックです。
月額サービスパックとは、購入後から1カ月間、モンスターを倒した時の経験値が多めにもらえたり、キャラクターが死んでしまった時にデスペナルティなしに復活できたりといった、ゲームを快適に遊べるサービスを提供してくれるというもの。
必ず毎日そのゲームにログインし、ほとんどの時間をあちらの世界で過ごしていた私にとっては、水道や電気のようなものだと思っていて、当然のように課金していました。ライフラインには誰だって課金しますよね。そういうことです。
3.フレンドにプレゼントをあげたい時
某MOBAで遊んでいた時のこと。
この話は決して、ネットゲームの闇の一つ、女性キャラクターへの貢ぎだとかそういったやましい話ではありません。
一つのゲームタイトルを長期間遊んでいると、一人や二人、会ったことはないけれど、いつも遊んでくれる仲良しのフレンドがいたりします。そういうフレンドのお誕生日や、現実でのお祝いごとがあったと知った時、プレゼントをしたくなります。
私が遊んでいるMOBAには、フレンドにプレゼントを買って渡せる機能があったので、それを利用しました。プレゼントの為の課金は、すごく好きな課金の仕方です。
4.期間限定セールの時
ゲーム内に限らず、現実でもよく目にするセール。
現実でのセールって、例えば消費期限が近い食べ物など、商品を売り切らないといけない理由がありますよね。それに、買う側も消費期限の近い食べ物は早く食べないと損をしたりします。
でも、ゲーム内のセールって、あくまでデータを売っているので、セール品を買っても腐ったりしないし、こちらには特に損がないと思うんです。それなのに、セールをやってくれる。ゲーム運営様のご厚意に甘えるしかない。石や前から欲しかった可愛い装備…思わず課金して買ってしまいます。
5.復活したい時
自分の実力より、ちょっと背伸びしたステージに挑戦してしまった時、なんとか最終ステージまで辿り着いて、ボスと戦闘。あと1回か2回ダメージを与えればステージクリア!ってところでゲームオーバーなんてことがよくあります…。
そこで差し伸べられる救いの手。コンティニュー課金です。
私は迷わずコンティニューしてしまいますね。ここまでやったんだから!ってね。こういうのをサンクコストの呪縛っていう心理だそうです。ゲーム内課金にはきっとこういう心理が利用されているんでしょうね。それだけでも一つ記事が作れそうな気がします。
6.クオリティの高い装備が実装された時
アバターを着せ替えられるゲームをしているとたまにあるのですが…
無課金で手に入る装備はポリゴンが荒くて、デザインもなんだか微妙な装備ばかり。なのに、課金装備はよくデザインされていて、超かわいい&超かっこいい。
現実での洋服よりも、ゲーム内の装備に思わず課金。だって自分の分身は、可愛くお洒落に着飾りたいんだもん。
7.スタミナが足りない時
ゲームで遊ぶと消耗して、時間経過で回復するスタミナがあるタイプのソシャゲをやっている時の話。
ゲーム内のイベントで、ポイントを稼いでランキング上位を目指す必要がある時ありませんか?ランキング上位報酬が推しキャラだったりした日には…一日張り付いてゲームをやらなくてはなりません。寝ている間、仕事をしている間にも他プレイヤーはどんどんランキングを駆け上がってきます。
もうやるしかない。お金で解決するしか。そうです。スタミナに課金。目的の為なら手段は選ばないのです。推しの為ならね。
8.レアアイテムがお安く出品されていた時
某MMORPGで、ゲーム内アイテムをユーザーが自由に電子マネーで売買できるシステムがありました。(運営公認RMTなんて呼ばれていました。)
ネットオークションのように、ユーザーが自由にゲーム内アイテムを売買できるようになっているので、レアアイテムが破格で出品されていたりするんですよね。見つけたレアアイテムは、課金して購入。そのアイテムを、ゲーム内で販売して、そのゲーム内通貨を元手に、更に高額のレアアイテムを購入して、また電子マネーの市場に出品…なんて、転売ヤーみたいなことをしてゲーム内通貨を増やすことが快感になっていた時期がありました。
でも、よく考えるとゲーム内通貨が稼げるほど、現実のお金は減っていってたんですよね。その間に、換金手数料で運営はお金を儲けていたわけです。こわい。
終わりに
いかがでしたか?
私は基本プレイ無料ゲームで遊ぶ時は、課金をするかしないかでかなり迷いますし、少しでも課金の過程で不便を強いられると課金そのものをやめてしまったりします。
こうして過去の課金歴を思い返してみると、そんな無課金勢の私でも課金してしまうような仕組みが上手に工夫されていると感じました。私も課金制のあるゲームを作ってみたいと考えているので、ゲームの製作者側と課金するユーザー側のお互いが課金によって幸せになれるような課金の形態を作れたら良いなと思います。
<プロフィール>
はちる
XR技術に興味津々。人気VTuberになれないかなあという夢がある。
Twitter:https://twitter.com/kirakiramushoku
MaidAcademy(メイドアカデミー)について
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