こんにちは。
インディーゲームの紹介などを行っているインディーズゲーム放送局です。
先日お伝えしたGoogle Playが主催するインディーゲームのコンテスト『Indie Games Festival 2018』のファイナルイベントが2018年4月28日に開催されました。
このファイナルイベントでは、トップ20に選ばれたゲームの中からトップ10そしてトップ3が選出されます。
▼トップ 20一覧
https://events.withgoogle.com/indie-games-festival-2018-1/top-20/#content
今回はそのイベント会場の様子をお伝えいたします。
熱気あふれる会場
会場となった「TABLOID」の展示エリアには多くの来場者が詰めかけていました。
来場者は主に20代から30代の男性が多いように思えましたが、中には海外の方や親子連れも見られました。
二人組の来場者に少し話を伺ってみたところ、
「インディーの中でも有名どころが集まっていると感じました。『Strange Telephone』の開発者のファンなので、会場でゲームを体験してきました」
と感想を述べてくれました。
一方、お連れのご友人の方は、
「普段こういったイベントに参加したり、インディーゲームをプレイしないので、知らないゲームが沢山ありました」
とのことでした。
今回のイベントをきっかけにインディーゲームを知る人もいたようです。
トップ20ゲームの展示
会場にはトップ20のゲームが展示され、来場者は実際にプレイすることができました。
展示については、Android端末での実機プレイに加えて、大型のモニターにもゲーム画面が映し出され、どのブースにも統一感がありました。
統一的な環境であればゲーム内容以外で評価の差が付きにくく、コンテストの公平性が垣間見えます。
そんな中、少しでも個性を出そうと各ブースには工夫が見られました。
『Peko Peko Sushi』のブースは、お寿司の食品サンプルを展示。
『From_.』のブースでは、ゲームの作曲を手掛けた椎葉氏が蝶ネクタイで正装。
『NinjaFlicker』で選出された東京工業大学「デジタル創作同好会traP」は、忍者のいでたちで来場者を楽しませていました。
トップ10の選出
トップ10の選出は来場者の投票によって決められましたが、ここにも運営側の工夫が見られます。
来場者は最初の時点では投票に使用するメダルを持っていませんが、プレイしたゲーム数に応じてメダルを獲得することができ(最大3枚)、さらに全ゲームをプレイした人はその後の抽選会に参加できるという仕組みです。
これなら全くプレイしていないのに投票するという矛盾はおきません。
さらに、投票ボックスはコインを入れると、カラカラとユニークに落ちていくところが見えるようになっていてオシャレ。
充実した体験
この他にも、電源やWi-Fiの無料利用、休憩スペースの充実など会場の環境も非常に良かったです。
また、午前午後に渡っての長時間イベントということもあり、ドリンクや軽食も提供されていました。
展示されたゲームについても、多くの応募作品から選び抜かれただけあって、革新的なゲームシステムやすぐれたデザインのゲームが多い印象を受けました。
トップ10に選ばれた作品の紹介やプレゼンテーションの様子、そして最終結果については次回の記事でお届けします。
お楽しみにお待ちください!
文:インディーズゲーム放送局
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