以前公開した記事、『【廃課金者100人に聞きました】アプリの収益を支える高額課金ユーザーの実態とは?』において、廃課金者100人へのアンケート調査を実施しました。
その結果、性別や年齢層の割合、課金額や課金のモチベーションといった傾向が少しずつ見えてきたかと思います。
とはいえ、まだぼんやりとしている廃課金ユーザー像…。
そこで、UX MILKさんの記事を参考に、廃課金者の簡易ペルソナを作成してみたいと思います。
ペルソナとは何か、どういうメリットがあるのかについては、UX MILKさんの記事で解説されていますので、そちらをご参照ください。
廃課金者にインタビュー
廃課金者に関する定量的な情報については、前述のアンケート調査より得ることができました。
さらに掘り下げた定性的な情報を得るために、廃課金者へのインタビューを実施します。
以下は、アンケート調査の結果から、月額平均課金額が10万円を超過し続けている“真の廃課金者”に絞り込み、インタビューを実施した結果です。
残念ながら、回答を得られたのは3名だけでしたが、より具体的な廃課金者像が見えてきたのではないでしょうか。
廃課金者のペルソナを作成
アンケート調査とインタビューにより得られた情報を元に、廃課金者の簡易ペルソナを作ってみました。
この人物像をチーム内で共有し、この人物の目線に立って考えることで、より課金をしたくなるアプリの機能や演出であったり、通知やイベントといった施策を検討しやすくなるかと思います。
もちろん、簡易的なペルソナにすぎないですので、参考までにお考えください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アンケート調査の記事でも触れたとおり、アプリの収益はほんの一握りの高額課金ユーザーが支えていると言われています。
そんな高額課金ユーザーとはどういった人で、どういった行動を取っているのか、より確かなイメージを持つことでアプリのマネタイズも考えやすくなるはずです。
また、itemstoreの調査によると、カジュアルゲームのマネタイズ成功者は課金収益が7割、広告収益が3割という黄金比の存在がわかりました。
マネタイズの成功において、課金は欠かせないものとなっています。
引き続き、マネタイズに役立つ情報発信を行っていきたいと思いますので、ぜひ皆様も課金マネタイズにチャレンジしてみてください!