得意ワザは「家族の寝静まった頃にコソコソとアプリ制作をしてリリースまで持っていくこと」、夢は「アプリで儲けたお金で妻にエステ三昧の日々をおくって頂くこと」、恐妻家クリエイターユニット“雑魚雑魚"と申します。
前回は『暗暗迷路』にitemstore課金システムを導入するというシンプルな話を無理やりカップ麺を食べるというエキセントリックな記事にすることで目立とうとしてしまいました。雑魚雑魚の悪いクセじゃ。
今回はテンションを抑えてしっかり課金アイテムを登録するレポートを書いて、『暗暗迷路』をリリースするところまでやります。
『暗暗迷路』の画面を課金アイテム化
前回登場した『暗暗迷路』は音を頼りに迷路を攻略するゲームなので、プレイ中の画面にメニューなどは必要なく黑一色でデザインしています。Itemstoreを使って、この画面の色バリエーションを課金アイテム化していきます。
例えばボディビルダーの肌の色のRGB値を抽出し、その値を画面の色として 設定することで、プレイ中の画面がカッコいい小⻨色に大変身するという訳です。
世の中の黒を探すアイデア会議
お題目は「世の中の黑色的なのものをピックアップ」 。厳密に黑でなくても黑っぽければOKです。
はい、ここで黑プチ情報。9月6日(クロ)は日本記念日協会が正式に認める 「松崎しげるの日」だそうです。黑も認知度が上がるとこんなことになるのですね。 我々も3月5日は「雑魚雑魚の日」になるように頑張ります。
皆でせっせと課金アイテムの登録
アイデアと画像が沢山集まったところで、itemstoreのアイテム管理画面からどんどん登録していきます。アイテム登録の必須項目は”名前”と”管理用ID”ぐらい、 英語訳を追加しても6箇所とハードルは低い。
今回の背景色アイテムは非消費型でなので、1グループに1アイテムとして登録しています。 たぶん正しい使い方ではないけど、グループ編集でグループ名に”アイテム名”、 アイテム編集でアイテム名に”アイテムの説明”を入れました。
各管理ページが分かりやすいUIデザインになっていてプログラム知識がなくても、パッとみて感覚的に理解できちゃうのもitemstoreの良いところ。
また、アプリ側でアップデート作業をすることなく、itemstore側だけでアイテムの追加や変更が容易にでき、スマホですぐ確認できるのもitemstoreの特徴。
雑魚雑魚のようにノリだけで生きているクリエイターにとっては、その場のノリをストップせずにガンガン作業を進めることができて超キモティイイ。
大量の登録アイテムがあっても、アイテム管理画面を仲間とうまく共有すれば同時に編集できるので、作業効率がすごく上がる〜。 itemstoreの超便利な使い方としてチュートリアルに追加してもらいたい。
いざApple審査申請へ!
ちなみにitemstore登録の後に、iOSの場合はiTunes Connect側でもアイテムの基本情報を設定する必要はあります。
“声量が半端ない男性歌手”とか、”売り子からアイドル”とか、”ラーメン屋の⻁社⻑”とか、怪しいアイテムも含まれているので、すんなりAppleの審査に通るか心配ですが、そこは運を天に任せて審査のお返事を待つしかありません。
それではまた次回!恐妻家ユニット雑魚雑魚でした。