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【クリエイターインタビュー】『怪異掲示板と7つのウワサ』の開発会社・エンタブリッジの岩切進悟氏<前編>

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こんにちは。

インディーゲームの紹介などを行っているインディーズゲーム放送局です。

 

今回はスマートフォンに特化したライトノベルゲーム『怪異掲示板と7つのウワサ』の開発会社であるエンタブリッジを訪れ、開発者の一人である岩切進悟氏にお話をうかがってきました。

 

<岩切進悟氏のプロフィール>

株式会社エンタブリッジ取締役(本作ではプロデューサー)

主な事業であるWeb制作の空き時間を利用し、2017年9月から社内の有志と共にゲーム開発を開始。3作品目となる『怪異掲示板と7つのウワサ』が『Indie Games Festival 2018』でトップ10を受賞する。好きなゲームジャンルはノベルゲーム。

 

新ジャンル。スマホノベル『怪異掲示板と7つのウワサ』

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Indie Games Festival 2018でプレゼンテーションを行う岩切氏

 

-- まず初めに、受賞した『怪異掲示板と7つのウワサ』はどのようなゲームか説明していただけますか?

(一言で言うと)スマホに特化したノベルゲームです。

スマホならでは、スマホだからこそできるような演出にこだわって作っております。

 

--ゲーム内にスマホが登場したり、LINEのような画面が出たりしますね

そうなんです。通常のスマホゲームはキャラクターの絵の下に文章が出てきますが、そうではなくて LINE のような形で上から下に文字が流れていくように作り、スマホで見やすくなるように意識して作っています。

 

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テキストをキャラクターの絵の下に表示するのではなく、ほとんどの場面をチャットのように表現している

 

--これなら文章を読むことに慣れていない人でも読みやすいですね

そうですね。特に、意識的に地の文(会話文以外の文、キャラクターの心理描写など)を削って言葉・会話だけで進んでいくところがスマホユーザーの皆様に読みやすい所かなと思っています。

 

--他のノベルゲームに比べて絵がたくさん出てきますね

(全部読んでも)2時間ぐらいの短い話なんですけれども、200枚以上イラストを入れております。

これには理由がありまして、地の文を無くすことは逆に情景描写が文章にできないということなので、その情景描写を全てイラストで完結する必要があります。

そのためイラスト量が膨大になってしまったというところがあります。

 

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INDIE GAMES FESTIVAL 2018内で配布されたアートワーク集。ゲーム中にいかに多くのイラストが用意されているかが分かる

  

--ストーリーについてですが、オムニバス形式になっていますね

スマホですので、ぶつ切りでプレーされることが考えられますから、きりのいいところ、10分ぐらいの隙間時間でプレーできるというところを大事にしてオムニバス形式にしています。

 

--新聞部が掲示板に書き込まれた不思議なウワサを調査していく形で物語が進みますが、とても怖いですね。スマホの画面を近づけて見ていたのでとてもびっくりしました。

第一章の『写真の中の少女』は実際に携帯で写真が送られて来るところを意識して作っていますので、携帯で写真が送られてきたかのような感じの恐怖感が演出されているのかなと思います。

 

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第一章の『写真の中の少女』の一場面

 

--開発者の立場として、プレイヤーに見ていただきたい部分などありましたら教えていただけますか?

あまり難しく考えずに、素直に物語を楽しんでいただけたらいいかなと思います。

いろいろとこだわって作っているディテールのところはありますが、基本的にはストーリーを楽しんでいただくために工夫しているところなので、素直に受け取ったままにストーリーを楽しんでいただければデベロッパーとしては一番嬉しいかなと思います。

 

『Indie Games Festival 2018』でトップ10を受賞

--ここからは受賞についておうかがいします。今回『Indie Games Festival 2018』にご応募された経緯や動機について教えていただけますか?

ゲーム自体を作って本当に日が浅くて、まともに作ったのが本作で、ほとんど1作目に近いような形なのですけれども、どうやってプロモーションをしたらいいのか悩んでいたところで色々ググっていたら、Googleのイベントが見つかりまして。

ストアにフィーチャーしていただけるというのがあって、これは是非と。

 

--プロモーションの一環としてのご応募だったんですね。受賞されたことによる影響や変化はありましたか?

今日6月1日(取材当日)の今日の日経MJ という新聞に1面に乗りました。

 

--日経さんが取材にきたということですか!

はい、日経さんに取材に来ていただいて。

 

--受賞したことによる効果があったのですね。気持ちの方の影響はどうですか?感想などありましたら教えてください。

よかったなあという(気持ちです)。

本格的に作った初めてのゲームですから、世の中に受け入れられるかどうか、実際これがどの程度のものなのか全くわからなかったので、そういった意味で客観的な評価としてトップ10に選んでいただいたことで、今後ゲームを作っていく上で自信になったかなという風に思っています。

 

スマホのためのライトノベル

インタビューを通じて『怪異掲示板と7つのウワサ』が、まさにスマホに特化して作られたノベルゲームだということが分かりました。

次回は開発の内情や個人的なことなど、さらに深く岩切氏に伺っていますのでお楽しみに!

 

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怪異掲示板と7つのウワサ

怪異掲示板と7つのウワサ

  • Entabridge Co., Ltd.
  • ゲーム
  • 無料

 

<ストーリー>

とある高校の新聞部が管理する掲示板には、秘密があった。

その掲示板に書き込まれた「ウワサ」は「現実」となり「怪異」となる…。

果たしてその掲示板に書き込まれる、「7つの怖い話」とは…?

 

 

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文:インディーズゲーム放送局

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